研究者・技術者の『知りたい』がここにある
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楽しく学べる記事の一覧です。実験の方法、生き物の生態や育て方など、読んで楽しい記事がそろっています。学びを楽しさと共に深めたい方はぜひご活用ください。
ALSは進行すると字を書くための骨格筋だけでなく、言葉を話す筋肉の麻痺が進み話せなくなる。このため視線や瞬きでコミュニケーションをとるための技術が進んできた。最近になって脳内に留置できるクラスター電極が可能になり、頭の中で字を書くことで
時差がない限り、睡眠不足はあとでぐっすり寝ると取り返せる。即ち睡眠不足を感知して、深く長い眠りを誘導し、すっきり感じさせてくれる脳回路が存在することになる。これまで、ノンレム睡眠 (NREMS) やレム睡眠 (RES) を誘導する神経領
今月は変わった臨床検査についての2論文から始める。 本日紹介する論文① 最初は6月12日Current Biology に掲載された(図)。 タイトルにあるように、左右の鼻孔に吸気と呼気の圧の微妙な違いを(24種類のパラメータ
アフリカのシクリッドは口の中で子供を育てることや、クエの口の中を掃除する代わりに敵から守ってもらうベラの仲間が存在することはよく知られているが、視覚の及ばない場所で餌と間違わない認識が行われているはずだ。 本日紹介する論文 今日紹介
はじめに 愛とは何か。この根源的な問いは、古代ギリシアの哲学者から現代の脳科学者まで、時代を超えて人類を魅了し続けてきた。古代ギリシアでは愛を指す言葉がいくつもあり、その中でもエロス(求める愛)とアガペー(与える愛)は愛の本質を捉える重要な概念として語り継がれている。一方、
ガンに反応する抗体とT細胞受容体をキメラにした遺伝子を導入して、Bリンパ性白血病の治療に用いる CAR-T 治療が Science の選んだ今年の10大ニュースに選ばれたのは2017年だが、あれから8年、オリジナルな方法に様々な改良が加えられては来たが
バイオ系研究所で働くテクニシャン(技術員)でありながら漫画家として活躍するAyaneアヤネさんによる「ラボりだな日々」(※ラボりだ…ラボから離脱すること。ラボから帰ることの意を持つ造語)。 第19回のテーマは「実験と氷」です。 こんにちは!
数多くの骨格が出土し、形態学的は研究が進んでいるネアンデルタール人と異なり、ペーボさんたちがシベリアデニソーワ洞窟で発見したデニソーワ人については、断片的な骨から得たDNAやタンパク質の解析から、デニソーワ人と特定されている。ただ、骨や歯からのDNAに
このブログでも何度か紹介してきたように、甘味を高める目的でコーンシロップ(高果糖液糖)が加えられた飲料や食品は、少量であれば小腸上皮で代謝されるが、通常は門脈を通じて肝臓に運ばれ、そこで代謝される。このとき、果糖はブドウ糖と異なり代謝を律速する酵素を必
間葉系幹細胞や細胞由来のエクソゾームを用いた抗老化治療をうたった美容診療医院を神戸でも見かける。間葉系幹細胞が骨髄移植時の GvH 抑制や、関節疾患の治療に使われ、認可された製品があることはよく理解しても、抗老化となるとなんとなくうさんくさい印象を持っ
このブログでもすでに4回紹介するとともに、YouTube 配信も行った「胸腺上皮細胞が体内に存在する様々な細胞の転写」を再現することで発生途中のT細胞に自己抗原を提示し、トレランスを誘導するという巧妙なメカニズムが存在する。マウスの場合、胸腺上皮の発生
これまでの細菌叢研究は、細菌叢のゲノムから健康との相関を割り出し、そのあとで細菌が合成する様々な分子と健康状態との因果性を確かめる一種のリバースジェネティックスが用いられてきた。ただ、遺伝子とプロダクトの相関についてのデータが不足しているため、健康と細