研究者・技術者の『知りたい』がここにある
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楽しく学べる記事の一覧です。実験の方法、生き物の生態や育て方など、読んで楽しい記事がそろっています。学びを楽しさと共に深めたい方はぜひご活用ください。
はじめに 「二人で話しているときはむしろ楽しいのに、人数が増えると突然気疲れしてしまう」「一対一ならうまく言葉が出てくるのに、大勢の中ではなぜか声を上げにくい」――こうした経験はありませんか? 同じ「人と話す」という行為でも、一対一のコミュニケーションと大
バイオ系研究所で働くテクニシャン(技術員)でありながら漫画家として活躍するAyaneアヤネさんによる「ラボりだな日々」(※ラボりだ…ラボから離脱すること。ラボから帰ることの意を持つ造語)。 第14回のテーマは「荒ぶる神(液体窒素)の運び方ー液体窒素の取り扱い方についてー」です。
どんな過程も、集団で見るのと単一で見るのでは見えるものが異なる。そのため、細胞内の単一のイベントを検出する度量が不断に続けられている。 本日紹介する論文 今日紹介するオランダ・ユトレヒト大学からの論文は、単一 RNA に結合したリボゾーム上
今年は個人的に気になった臨床研究をまとめて紹介することにしているが、2月は3編紹介する。 本日紹介する論文① まず最初はオーストラリア・サウスウェールズ大学を中心とする研究で、オンラインで食事やエクササイズのコーチングを続け
紫外線照射によりおこる DNA や RNA の損傷はよく研究されているが、日焼けして我々がすぐに感じる皮膚の炎症が起こるメカニズムについてはまだまだわかっていないことが多い。 本日紹介する論文 取り上げるのが一月遅れてしまっ
みなさんこんにちは! サイエンスライターな妖精の時々VTuber彩恵りりだよ! 今回の解説の主題は、地球の中心部にある「内核」の表面が融けており、変形しているという観測的証拠を見つけた、という発見だよ。この変化は数年ごとに変化するほどかな
突然のマンボウ情報 2025年2月9日の夜、X(旧Twitter)のフォロワーの方から「『ザ!鉄腕!DASH!!』で今マンボウの話が出ていますよ」とリプライが来た。私は全くテレビを見ないので、こういう情報を頂けるのは非常に有り難い。しかし、私はテレビを持っていないので、リアルタ
様々な原因で起こる皮膚の炎症性疾患で最もやっかいな症状は痒みで、わかっていてもどうしても幹部に手を伸ばして掻いてしまう。その結果、皮膚に新たな刺激が加わって炎症が悪化したり感染が広がるとわかっていても、痒みに抵抗できない。我慢が難しい幼児ではなおさらだ。もちろ
アルツハイマー病のメカニズムの研究は様々な動物モデルが利用されることで急速に進んでいるように感じるが、それでもAβの蓄積によるアミロイドパチーと、異常 Tau分子によるタウノパチーの関係などは諸説存在し、我々人間ではどうなっているのか、まだまだわからないことが
はじめに 本記事は早稲田大学の合成生物学サークル「iGEM-Waseda」のメンバーによる大会の結果報告記事です。これまでにも合成生物学に関する記事を執筆しています。そちらも併せてご覧いただけますと幸いです。 iGEMとは iGEMとは毎年10-11月ごろに開催される合成生
食物アレルギーは場合によっては命に関わるが、経口摂取した食物アレルゲンにより腸内で2型アレルギーが誘導される結果で、もちろん粘液分泌など腸上皮の関与もあるが、基本的には免疫システムで終始するのかと思っていた。 本日紹介する論文 ところが今日
本日紹介する論文 先日哺乳動物の海馬の構造を新しい AI 回路の設計につなげる研究について紹介したが(https://aasj.jp/news/watch/26034 )、素人ながらこの方向性の研究が新しい AI 設計に欠かせないように思う。そう考えて、今日