カブトムシの飼育方法は?飼育環境や飼育のポイントなどご紹介!

2022.07.05

子供から絶大な人気を誇る、知らない人はいないカブトムシ。
ここではカブトムシの飼育方法をご紹介します。

そもそもカブトムシはどんな生き物?

カブトムシは大きなカブトのような頭をもち、一本角を生やした昆虫です。
人気の高さや体の大きさから「昆虫の王様」と言われています。
また、卵から幼虫、蛹(さなぎ)、成虫となるためクワガタムシと同じ完全変態の昆虫です。

カブトムシの寿命

カブトムシの寿命は一般的に1年と言われてます。
ただ、ごく稀に越冬する個体もいるようです。
カブトムシは幼虫の期間が長く、その期間を含めて1年程度となります。
成虫でいる期間は3~5か月程度と言われています。

カブトムシの飼育に必要なものは?

【幼虫の飼育】

・飼育ケース(プラスチックケース)
幼虫が生活するためのケースです。
基本的に幼虫はあまり動き回らないので小さいものでも問題ありません。
ペットボトルなど小さい容器で飼育する方もいるようです。
ただ、成虫になっても飼育を続ける場合はある程度のサイズのもので飼育したほうがよいでしょう。

・昆虫マット(幼虫用)
飼育ケースに敷くマットで、土になります。
これが幼虫のエサとなります。
なければ昆虫用の腐葉土などを代用しても構いません。
ただ、成虫用の昆虫マットや腐葉土だと幼虫が大きくなるための栄養が少ないので、必ず幼虫用のものをご用意ください。
また、カブトムシの場合は土を押し固める必要はありません。

・朽ち木
朽ち木などを入れておくと、朽ち木に付着する菌糸が幼虫の栄養となります。
必須ではないですが、より元気に育ってほしいのであれば入れておくとよいかもしれません。

【成虫の飼育】

・飼育ケース(プラスチックケース)
幼虫同様に成虫が生活するためのケースが必要になります。
成虫の場合は1匹に1ケースが基本となります。
オス同士を同じケースにするとケンカが絶えず、傷つき、すぐに死んでしまうからです。
長生きさせるには多頭飼いは避けるべきでしょう。

・昆虫マット
昆虫マットに成虫用はとくにないので、幼虫を育てたとき使ったものなどあれば、そのままお使いいただいて構いません。

・朽ち木や樹皮、登り木
カブトムシの木登りや、産卵の場所となるので入れてあげるとよいです。
また、転倒防止にもなるのでいくつか数を入れておくとよいでしょう。

・昆虫ゼリー
カブトムシのエサです。
栄養価が高いため、基本的にこのゼリーを与えておけば問題ありません。
フルーツであればバナナなどがオススメです。

・エサ台
昆虫ゼリーを置く台です。
食べている最中に倒れないよう固定するものになります。
これがあると昆虫マットが汚れず、衛生的なので便利です。

よくスイカやキュウリなどを与える話を聞きますが、これらはあまりオススメ出来ません。
スイカ、キュウリは水分量が多いため、カブトムシの下痢の原因となります。
また、生物で痛みやすいため、コバエやダニ、ゴキブリなどの害虫発生の原因にもなります。

これらを買い集めるのが面倒な場合は、下記のような飼育セットがあるのでそれを購入してもよいでしょう。


カブト虫・クワガタ虫
カンタン飼育セット

カブトムシの日々のお世話について(管理方法)

まず幼虫、成虫で共通して気を付ける点は以下となります。

・温度管理
温度が低い分にはとくに問題ないのですが、30℃を超える温度は危険です。
それ以上にならないよう管理しましょう。
また、直射日光も嫌うため、日陰で管理するよう心がけてください。

・湿度管理
湿度は土を軽く握って少しまとまる程度が適量と言われています。
もし土がまとまらなかったり、カサカサだった場合は霧吹きなどで水分を足してあげましょう。
逆に水分が多すぎるとカビの原因などにもなりますので、水分の足しすぎにも注意してください。

 

ここからは幼虫、成虫それぞれに必要なお世話をみていきましょう。

【幼虫の場合】

幼虫は成虫に比べて必要なものが少なく、そこまで手間もかかりません。
また、幼虫は卵からかえってからその後の1回目の脱皮まではとても小さく、多頭飼いをしても問題ありません。

・エサについて
エサは昆虫マットや腐葉土なので、これらの減りを見て、少なく感じれば足してあげるとよいでしょう。
2回目の脱皮をした後、蛹(さなぎ)になる準備に入ります。

・飼育環境について
蛹になるタイミングで飼育環境を一度検討しましょう。
このころ幼虫はだいぶ大きくなり食欲も増しているため、多頭飼いをしていると昆虫マットの栄養すべての幼虫にいきわたらずに死んでしまう個体も出てきます。
すべての幼虫を成虫にしたいのであれば、飼育ケースを大きくするなり、ケースを分けるなりの対策をとっていきましょう。

※幼虫を素手で触ってはダメ!
幼虫は弱いため、素手で触ると手の雑菌などで死ぬ可能性があります。
触るときはビニール手袋などをつけて触りましょう。

【成虫の場合】

成虫の場合は以下の点に気を付けてあげましょう。
また、繁殖に関しても記載するので、合わせてご覧ください。

・エサについて
エサは昆虫ゼリーなどを夕方に一個、与えるようにしましょう。
もし朝になくなっているようでしたら足してあげてください。

・飼育環境について
エサなどが落ちて汚れている場合は昆虫マットを変えてあげましょう。
コバエやダニ、ゴキブリといった害虫の発生につながるからです。
交換の目安はだいたい10日前後と言われていますので、特に目立った汚れがない場合でも、10日経ったら変えてあげるようにしましょう。

・繁殖について
繁殖させたい場合はオスとメスをつがいでケースにいれましょう。
ほとんどの場合、つがいで入れておくだけで産卵します。
その際、昆虫マットをケースの7から8割程度入れてあげてください。
10日程度を目安にマットは交換してあげましょう。
また、ある程度産卵した場合はオスとメスのつがいを別のケースに移してください。
卵が増えすぎるのを防ぐためです。
別のケースに移しても産卵は基本的に続きます。

※注意※
産卵してもしなくても、2週間を目途にオスとメスを一度別々のケースに移しましょう。
ずっとつがいで入れておくと、ケンカする場合があるためです。

まとめ

昆虫の王様と言われるカブトムシ。
世話はそこまで難しくなく、上記したエサを切らさない、湿度や温度を保つことにより飼育できます。
ですがもっとも大切なのは、愛情を持って育ててあげることです。
家族の一員として、大事にお世話をしてあげましょう。