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研究では、実験内容を手書きでまとめることが多いと思います。
実験の目的、手順、結果、そして考察まで、全部紙に書くのが定番です。
でも今の時代、様々なことが電子化されてるのに――
どうして実験ノートは紙のままなのでしょうか?
実験ノートは、「自分が本当に実験した」という証拠です。
もし研究不正を疑われたとしても、このノートがあれば実験の正当性や新規性を証明することができます。
◆実はこんなケースも:特許の“先使用権”
例えば企業で、自社が開発した技術を特許にしていなかったとします。
後から他社が特許を取っても、「うちが先にこの技術を発明してた」という証拠があれば、先使用権という権利で使い続けることができます。
このときの決め手になるのが、「改ざんされていない実験ノート」です。
研究不正とは、捏造・改ざん・剽窃のことを指します。
特にデータの改ざんを防ぐために、実験ノートを書く必要があります。
紙媒体の実験ノートは記述の汎用性が高いのが特徴です。
特に生物学実験では、実験の際にスケッチすることを求められる場面があります。
日本では古来から重要なものは紙で残す風習があります。
それに伴い、大学の研究室でも手書き文化が根強く残っていると考えられます。
「手書き文字が読みにくい」「書く人によってスタイルが違う」といった理由で、他の人には見づらいことが多いです。
時間がたつと紙やインクが劣化したり、薬品で汚れたりする可能性があります。
また、個人管理になりがちなため持ち出しによる紛失や盗難も心配です。
「前にやったあの実験、どこに書いたっけ?」とデータを探すのに時間がかかります。

現在では実験ノートを電子化するような商品も販売されています。
「電子実験ノート(ELN)」は、手書きで行っていた実験の記録・保存・共有をデジタル化するシステムです。
その中でも「Jikken Note」は、手書きの自由さとデジタルの利便性を融合させたサービスです。
スキャンした手書き文字の検索、クラウド管理、タイムスタンプ記録などにより、研究の効率化や知財保護をサポートできます。
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電子実験ノート「Jikken Note」 | 紙もデジタルも活かす、日本語対応の次世代電子実験ノート
・日本学術振興会「科学の健全な発展のために」編集委員会
『科学の健全な発展のために[第2版]-誠実な科学者の心得-』,pp.56-P57(https://www.jsps.go.jp/file/storage/j-kousei/data/rinri.pdf)
・弁護士法人クラフトマン「5.2.2 先使用による実施権~特許侵害主張への対応」
特許・商標と知的財産・ITに強い・企業法務中心 弁護士法人クラフトマン(https://www.ishioroshi.com/biz/kaisetu/tokkyo/index/singai_sensiyou/)
・慶應義塾大学 理工学部「著作権について」
慶應義塾大学(https://www.sci.keio.ac.jp/gp/FE14F344_10978371.html)