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金属表面の固着物を、バブルの振動で削り落とす技術です。バブル水に浸漬し、1hの超音波照射することで固着物が90%以上剥落します。また、ごみは剥離汚染物のみで、バブル水は再利用可能です。
金属表面洗浄
原子炉の一次冷却系ステンレス管等の部材は、放射性コバルト等の放射性化合物膜が形成
されていることから、廃炉措置時の放射性廃棄物となる。そのため、該当の部材から放射
性化合物膜を除去することが求められる。従来、放射性化合物膜の除去には、サンドブラ
スト等の研磨剤を用いる物理的方法や、酸による溶解等の化学的方法が採用される(特許
文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【特許文献1】特開平09−101397号公報
しかしながら、サンドブラストは、放射性化合物が砂と混ざり合うため、減容できない無
機系廃棄物が増加するという問題や、ステンレス管の継ぎ目や熱交換部等の微細な部位に
付着した被膜を安定的に除去できないという問題があった。また、化学的方法では、反応
性の試薬が投入されるため、試薬を含んだ廃液等が発生するという問題、及び、洗浄対象
の部材を溶解させる可能性があるという問題があった。
ここで、微細な部位に付着した被膜を安定的に除去できないという問題、及び、洗浄対象
の部材を溶解させる可能性があるという問題は、放射性化合物膜に固有のものではなく、
化合物膜全般に共通する問題である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、化合物膜を溶解させずに、微細な部位の
化合物膜を安定的に除去可能な化合物膜の剥離除去方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る化合物膜の剥離除去方法は、材料表面上の化合物膜を剥離し
て除去する化合物膜の剥離除去方法において、前記材料表面にナノバブル液を接触させた
状態で、該ナノバブル液に超音波を照射して、前記化合物膜を除去する。
本発明に係る化合物膜の剥離除去方法は、材料表面にナノバブル液を接触させた状態で、
ナノバブル液に超音波を照射して、化合物膜を除去するので、化合物膜を溶解させずに、
微細な部位の化合物膜を安定的に除去可能である。
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