研究者・技術者の『知りたい』がここにある
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楽しく学べる記事の一覧です。実験の方法、生き物の生態や育て方など、読んで楽しい記事がそろっています。学びを楽しさと共に深めたい方はぜひご活用ください。
4年ぶりの依頼と「レンタル博士」の概要 最初にぶっちゃけて言っておこう、タイトル詐欺である 。貴方はもしかして〝幻〟という一文に惹かれて本記事を読もうと思ったのではないだろうか? もしそうなら、貴方は私の策略に見事釣られてしまったことになる 。〝幻〟とは便利な言葉でついつい
はじめに 三つ子の魂百まで、ということわざがある。 半分は正しいかもしれないが、半分はそうでもない。 人は生きているあいだ、ずっと変わり続ける。環境が変わり、出会う人が変わり、そのたびに自分も少しずつ変わっていく。しかしそのさなか、さなぎのようにぴたりと固まることがある
一度ジャーナルクラブでまとめようと考えているが、GLP-1/GIP 受容体アゴニストの開発競争はすさまじい。おそらく、基礎研究の方がついて行っていないのではと思える。米国では成人の6%が使っていると聞くと、競争も肯ける。特に最近ペプチドではなく、経口摂
まだ東西ドイツが分裂していたときケルンに留学したことから、ローマ時代のドイツに触れることが出来た。と言うのもケルンはローマ時代の植民地という意味で、ガリア総督アグリッパによりラインランド・ウビィ属を移住させて形成させた、ローマ帝国の同化政策の典型と言え
MERFISHは耳慣れない言葉だと思うが、このブログでは何回か紹介した single cell テクノロジーで、in situハイブリダイゼーションを何回も繰り返すことで、1000種類の遺伝子の発現を一つの組織標本で可能にした技術だ。これまで sing
RNAワールドが、まだよくわからないきっかけでコドンとアミノ酸のシンボル的関係を成立させたまさに新たな情報言語誕生によって最初の生物が生まれ、この時出来た生命のルールは38億年たった今も守られ続けている。この変わらないルールの一つが、使
細胞が活性化すると転写翻訳も活性化することが多く、合成されたタンパク質をターンオーバーさせる仕組みが重要になる。このメカニズムに差し障りが出ると、分解できないタンパク質が細胞質に鬱滞し、このストレスに基づく転写の変化が起こる。 本日紹
このブログでゾウリムシなど繊毛虫についての論文はこれまで2回紹介している。1回目は2014年で、生殖核と栄養核の二つの核を持つゾウリムシで、何故同じ生殖核から接合時のオスメスの区別を維持する生殖核が分化するのかについてのエピジェネティックメカニズムにつ
みなさんこんにちは! サイエンスライターな妖精の時々VTuber彩恵りりだよ! 今回の解説の主題は、アフリカ大陸を引き裂き始めているかもしれないプレート境界の発見についてだよ。「カフエ地溝帯 (Kafue Rift)」と呼ばれる場所で、プ
はじめに 小さい頃から「普通」という言葉に馴染めなかった。 単純に不器用だったということもあるかもしれない。しかし、私から見たその「普通」は恣意的で基準があるようでなく、場所が変われば「普通」も変わるような安定性がないものだったということもある。 「これ、普通だよ」、「
バイオ系研究所で働くテクニシャン(技術員)でありながら漫画家として活躍するAyaneさんによる「ラボりだな日々」(※ラボりだ…ラボから離脱すること。ラボから帰ることの意を持つ造語)。 第29回のテーマは「誰得?な雇い止め問題」です。 こんに
GLP-1/GIPアゴニストの、体重減少と代謝改善効果については、このブログで何度も紹介してきた。このアゴニストに反応する受容体は、主に消化管、膵島細胞、そして脳に発現しており、消化の調節、膵島でのインシュリン分泌促進、脳の食欲調節等を通して、代謝全体