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実験において撹拌子を使って液体や紛体をかき混ぜる場面は多いかと思います。
かき混ぜる対象物の物性の違い容器の種類の違いから、なかなか撹拌できないといったことはないでしょうか。 粘度にもよりますが 回転子の長さは容器の直径のおよそ1/3が目安です。
今回は容器や内容物の種類に即した撹拌子の選定の仕方を紹介していきます。撹拌子の形状を使う場面に合わせて選択することで、より効率的に実験を進めていきましょう。
CONTENTS
オーソドックスな形の撹拌子でも、付随機能がついているものもあります。
静音設計で撹拌時の音が静かなもの、八角形で真ん中にリングが付いているため(オクタゴン回転子)ビーカーの底に当たりにくいといった特徴を持つものがあります。
丸底フラスコや試験管、シリンダーなど容器の形でも適切な撹拌子の形は変わってきます。
一般的な撹拌子より厚めの構造のものは丸底などのナスフラスコ内での撹拌に適していますし、シリンダーや試験管など細長い容器には円柱の上面に×(クロス)の形が浮き出たクロスヘッド回転子や小さいサイズの回転子がおすすめです。
撹拌する内容物によってうまく撹拌できなかったり、中の試料が壊れてしまったりする事は可能性として十分にあり得ます。特殊な形状をした撹拌子は撹拌能力が高かったり、回転速度が速かったり遅かったりそれぞれ特長を持っています。
ここでは、シチュエーションを4つほど挙げ、状況にあった回転子を紹介します。
粘性のある液体を撹拌したいときは回転子の両端に円盤がついた形状のものを選定しましょう。この円盤型回転子は様々な容器・高速回転に対応できます。
沈殿物を撹拌したいときは三角柱の形をした撹拌子がおすすめです。三角形という形状を生かして、沈殿物を押し上げる効果があります。
回転の中心軸となる部分が膨らんでいるため撹拌位置が高くなるような設計になっています。そのため底にたまった試料との接触が少なくスムーズな攪拌が可能です。
低速回転用の撹拌子は、容器の底に触れずに回転するため細胞の破壊を最小限にとどめることが可能です。
撹拌するときに回転子が容器の中で踊って飛沫が散ったり、スピンアウトしたりといった経験はありませんか?安定的に撹拌することは効率化や安全のためにも必要になってきます。
ここでは、安定的に撹拌できる撹拌子とその特徴をご紹介します。
シリンダー型の回転子にリングが取り付けてあり、飛沫やスピンアウトの防止に効果的です。リングと回転子を分解して使用・洗浄もできます。
磁石に強力希土類を使用し、高速でも強力で安定した撹拌ができます。スターラーから撹拌中の容器を少し離しても回転子は回り続けます。
低速対応クロス回転子は比較的遅い速度で深い渦をつくり出すので、ゆっくりと混合をしたい場合に適しています。
逆に、高速対応クロス回転子はクロス形状により深い渦をつくり出し、早く効率的に撹拌します。
いかがでしたでしょうか?
ひとえに撹拌子と言ってもさまざまな種類のものがあることがお分かりいただけたでしょうか。実験シーンに合わせて適切な回転子を選ぶことが大切です。
とはいえ、実際に試してみないと分かりにくいのが実情ですよね。
そこで今回、国内最大の化学ポータルサイトChem-Station様にご協力頂き、 撹拌子15種類を実際に試して頂きました。その体験動画をご紹介します!
「撹拌子お試し動画」
Lab BRAINSでは今後もこうした製品比較動画・体験動画コンテンツを随時アップしていきます。「次はこんな製品で試してほしい!」等のリクエストがあれば、「コミュニケーション」のアンケートからどしどし応募下さい!