ビジネスパーソンがランチタイムに星空鑑賞!?おひるのプラネタリウムは至高の癒し!

2023.06.12

皆さん、こんにちは!サイエンスコミュニケーターの佐伯恵太です。科学と社会をつなぐため、日々奮闘しております!今回は、都内にランチタイムに無料でプラネタリウムが楽しめる場所があるという噂を聞きつけ「港区立みなと科学館」にやってきました!

チケットには0円の文字が。本当に無料!

いざ、「おひるのプラネタリウム」へ

訪れたのは金曜日。平日の昼間にプラネタリウムを鑑賞するのは新鮮な気分ですが、とりあえず鑑賞してみることに。タイトルは「おひるのプラネタリウム」。投影時間20分の番組です。

プラネタリウムに向かう階段がオシャレ!

まず驚いたのが、平日の昼間にも関わらず、開場前から列ができていて、かなり賑わっていたこと。内容面では、投影中にナレーションが一切なく、解説員さんの解説もないというのが新鮮でした。癒しの音楽が流れる中、日の入りから始まり、美しい星空に心を奪われているとやがて日の出を迎える。あっという間の、それでいてしっかりと癒される、まさにお昼に観たいプラネタリウムがそこにはありました!

投影終了後に撮影

これはぜひ、常連さんと思しき方々にお話を伺いたい!と思ったのも束の間、投影が終わると余韻を楽しむようなお客さんの姿はなく、皆さん颯爽と出ていかれました。それもそのはず。投影終了は12時50分なので、近隣にお勤めの方でもギリギリの時間設定なのです。午後も頑張ってください・・・!!と、心の中で、全力で応援させていただきました。。

スタッフさんにインタビュー

というわけでここからは、プラネタリウムの企画担当の高木さんにお話を伺いました!

ー 「おひるのプラネタリウム」はいつから始まったのでしょうか?

港区立みなと科学館は2020年4月1日に開館したのですが、当時コロナ禍で、臨時休館となり、実際にお客様をお迎えできたのは6月1日からなんです。実は「おひるのプラネタリウム」もオープン前から計画していました。プラネタリウムが始まった後も制限運営という状況の中で、すぐに実施することができませんでした。実際に始まったのは2021年の10月で、ありがたいことに、現在大変盛り上がっているプログラムの一つになっています。

科学館も無料で楽しめます!

ー ビジネスパーソンの方がたくさん利用されていました。工夫や狙いについて教えてください

虎ノ門という立地もあり、近隣にお勤めの方がいらっしゃることは想定していました。そこで、お昼休みの時間に来やすいように、12時30分から12時50分までの20分間にしています。内容面でも、ナレーションや星空解説はなく、どうぞごゆっくりお楽しみください!というスタイルなんです。寝ているお客さんもけっこういらっしゃいます。ちなみに星空は、その日の夜の星空なので、季節ごとの惑星や月の位置の違いなどもお楽しみいただけます。季節ごとにBGMも入れ替えています。

寝るのもOK!byスタッフさん

また、「おひるのプラネタリウム」を観て、夜のプラネタリウムにも来てほしいという想いもあります。プラネタリウムって、観てみないとどんなものかわからないですよね。だから実際にお楽しみいただいた上で、夜の番組の予告編を流したり、チラシをお配りしたりもしています。

ー 夜のプラネタリウムはどんな内容でしょうか

いろんな番組がありますが、夜もいくつかお仕事帰りの方を意識したプログラムがあります。「お仕事がえりのプラネタリウム」は「おひるのプラネタリウム」と同様、ほっと一息つける時間になるように、シンプルな構成にしています。他には、星空とともにアロマの香りが楽しめる「アロマプラネタリウム」や、席に座ったままヨガのポーズをして心身を整える「星空ヨガ」も不定期で実施しています。

同じ日に昼も夜も楽しむ方もいらっしゃるそうです

レギュラーで投影している番組には、お子さん向けのものから大人向けのものまであり、どれもオススメです!

いきものがたり 予告編

>>6月の番組表<<

ー 番組の内容はどのように検討されているのでしょうか?

番組にもよりますが、プラネタリウムチームのスタッフなどの関係者からのアイデアや意見を出し合ったりしながら企画をしていきます。「お仕事がえりのプラネタリウム」は近隣にお勤めの方が、お仕事がえりにホッとできる時間と空間があると良いのではないかと思い、企画しました。

まずは是非「おひるのプラネタリウム」をお試しいただき、夜のプラネタリウムや、科学館もお楽しみいただけたら嬉しいです。

ー高木さん、ありがとうございました!

取材後には、プラネタリウム解説担当のスタッフさんが撮影に応じてくださいました。

プラネタリウム解説担当のスタッフさん

皆さん一丸となって、ビジネスパーソンや子ども達、老若男女問わずたくさんの方に愛されるプラネタリウムの運営や番組づくりに取り組んでいらっしゃいます!

取材を終えて

プラネタリウムと言えば、科学館好きな人や子どもたちが休日に訪れたり、ご夫婦やカップルが夜にデートとして楽しむ、というようなイメージが強かったですが、平日のお昼に気軽に楽しめる場所もあるというのは驚きでした!

みなと科学館の他にも、千葉市科学館や、五反田文化センターでも、お昼の時間帯にプラネタリウムが投影されています。気になる方はチェックしてみてください。ちなみに、毎日無料で投影しているのは、みなと科学館の特徴です。また、映像美や最新のCGを競い合ったり、ナレーターとして人気の声優さんを起用するなど、様々な工夫が凝らされている中で、敢えて「何もしない」「そっとしておく」という、逆転の発想がヒットに繋がったというのも興味深かったです。

みなと科学館の近隣にはカフェもあり、キッチンカーもたくさん見かけました。自然に囲まれたべンチで軽食を済ませ、「おひるのプラネタリウム」を楽しみ、カフェでひと仕事!というコースは、僕のようなフリーランスのノマドワーカーにも最高のプランかもしれません。皆さまも是非、お試しあれ!

緑がいっぱいで癒される近隣のベンチ

[関連リンク]

◎港区立みなと科学館HP  
◎港区立みなと科学館プラネタリウムのページ  

◎港区立みなと科学館YouTube
 

【著者紹介】佐伯 恵太

俳優 / サイエンスコミュニケーター。
1987年5月30日生。京都出身。京都大学大学院理学研究科で修士号を取得し、日本学術振興会特別研究員(DC1)として同大学院博士後期課程に進学。1年間の研究活動の後、俳優に転身した異色の経歴の持ち主。現在は、科学とエンターテイメントの架け橋になるべく、俳優・サイエンスコミュニケーターとして活動中。
【出演ドラマ】BS時代劇「大富豪同心」シリーズ / 「ABEMAヒルズ」コメンテーター / 日本科学振興協会(JAAS)正会員 / 「エンタメ×科学」のプロ集団「asym-line(アシムライン)」代表
プロデューサー・監督・出演者として、YouTube科学番組「らぶラボきゅ〜(※)」を手がけている。
※「東京応化科学技術振興財団」助成事業

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