高温での強度と耐酸化性に優れた Ni基二重複相金属間化合物合金

2022.11.07 By 大阪府立大学 大学院 工学研究科 教授 金野 泰幸

材料工学

技術の概要

耐熱構造材料として、高強度で延性を有するNi基二重複相金属間化合物 (Ni基超々合金)を世界で初めて開発しました。本合金の製造プロセスとして、 各種溶解鋳造法、放電プラズマ焼結法、レーザ肉盛り法なども同時に研究開発をしております。高温強度特性に優れた自動車・機械部品、熱間加工用工具・金型や耐摩耗部品等の実用化に向けた共同研究を行っております。

技術の特徴

  • ・高温強度・硬さに優れ、耐食性,耐酸化性も良好
  • ・溶解鋳造,粉末冶金,肉盛りや従来の塑性加工が可能 従来金属製造技術が適用可能
  • ・切削加工における工具摩耗が少ない
  • ・合金化と組織制御により多様な用途に対応可能 合金組成と材料特性に関するデーベースを構築
  • ・国内外37件の特許取得 Ni基超々合金は、市場をリードする新たなNi基超合金

Ni基超々合金は,温度上昇に伴う硬さの低下が小さい。
700℃以上では超硬合金よりも硬い。

適用分野

【想定される用途】

  • ・熱間加工用金型等の耐熱工具
  • ・高温用軸受など耐熱摺動部品
  • ・摩擦撹拌接合用(FSW)ツール
  • ・高温用ボルト・ナットなどの締結部品
  • ・タービンブレードなどの耐熱構造部材
  • ・高温センサなどの高機能部品

 

【希望する「組織」連携体制】

耐熱・耐摩耗に優れたNi基超々合金を活かした新製品開発を目指す金属製品製造企業

技術の内容

【提案する内容】

【実装化への要望】

耐熱・耐摩耗に優れたNi基超々合金を活かした新製品開発での協業

特許情報

代表特許

特許番号 発明の名称
5127144 2重複相組織からなるVおよびTiを含有するNi3Al基金属間化合物及びその製造法
5146935 V及びNbを含有し、かつ2重複相組織を有するNi3Al基金属間化合物及びその製造法
5162492 高い硬度を有するNi基金属間化合物

研究者からの一言

大阪府立大学ものづくりイノベーション研究所は、新事業・新製品開発にNi基超々合金を活用した開発・試作・評価等の共同研究のため、横断的研究開発人材群を形成しております。

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特許情報

5127144

JPB 005127144-000000

5146935

JPB 005146935-000000

5162492

JPB 005162492-000000