ユーザの直観的な操作を促し、演奏時のユーザの興趣を高める電子楽器

2022.09.16 By 東京都立大学

電気・電子工学

技術概要

 演奏時の興趣を高めることができる新規な電子楽器につき鋭意検討した結果、ミュージックシーケンサ型の電子楽器において、キー入力のためのユーザ・インターフェースを可動自在に構成し、その動きと発音をシンクロさせる構成に想到した

用途・応用

電子楽器

背景

 電子ピアノや電子ドラムに代表される従来の電子楽器は、ユーザに対してアナログ楽器を模倣したユーザ・インターフェースを提供するものでしかなかったが、近年、全く新しい設計思想の下、次世代型の電子楽器が開発され注目を集めている。

 特開2007-58149号公報(特許文献1)は、そのような次世代型電子楽器を開示する。特許文献1が開示する電子楽器は、キー入力のためのユーザ・インターフェースとして機能する16個×16個のボタンが、同時に、光によるパフォーマンスを実施することによって、ユーザの直観的な操作を促し、演奏時のユーザの興趣を高める。
【先行技術文献】
【特許文献】
【特許文献1】特開2007-58149号公報

課題

 本発明は、演奏時の興趣を高めることができる新規な電子楽器を提供することを目的とする。

手段

 本発明者らは、演奏時の興趣を高めることができる新規な電子楽器につき鋭意検討した結果、ミュージックシーケンサ型の電子楽器において、キー入力のためのユーザ・インターフェースを可動自在に構成し、その動きと発音をシンクロさせる構成に想到し、本発明に至ったのである。

 すなわち、本発明によれば、キーによって予め指定された音およびリズムに基づいて発音する電子楽器であって、マトリックス状に配列した複数の円筒状のキーと、前記複数の円筒状のキーが円筒軸方向に上下動自在に嵌合される筐体と、前記キーを円筒軸方向および円周方向に可動自在に支持し、円筒軸方向に駆動するソレノイドアクチュエータと、前記キーの円筒軸方向の突出量を検出する突出量検出手段と、前記キーの円周方向の回転量を検出する回転量検出手段と、コントローラとを含み、前記コントローラは、前記キーの入力に前記キーによって指定された音を所定の発音期間にわたって発音させる発音制御部と、前記発音期間に同期して、該キーを支持する前記ソレノイドアクチュエータを駆動し、該キーを前記筐体から突出させるキー駆動制御部と、前記キーについて検出された前記突出量および前記回転量に基づいて、該キーに割り当てる音の性質を設定する音性質設定部とを含む電子楽器が提供される。

効果

 上述したように、本発明によれば、演奏時の興趣を高めることができる新規な電子楽器が提供される。

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特許情報

特許6137519

JPB 006137519-000000