研究用ロボット ~引張試験機インタビュー&再カスタマイズの紹介

2021.06.15

こんにちは こみねぇ です。

昨年引張試験機を導入いただいた研究室より「再カスタマイズ」のご依頼をいただきました。

研究室にお邪魔し、ご依頼の背景や使い勝手などなど、、お聞きしてまいりましたので、ご紹介します!!

お邪魔したのは・・・

「東京大学 生産技術研究所 吉江研究室」です。
中川先生にお話を伺いました。

早速ですが、導入のきっかけや課題について教えてください。

この引張試験機がどのようなものか、簡単におさらいします。

「小さくて脆い」試料を思い通りに引張試験したい・・・

具体的にはこのようなご希望
①両側に引張りたい
②小型なものがよい
③縦横に向きを変えて使用できるようにしたい
④引張るスピードを変化させながら観察したい

これらにお応えし、昨年からお使いいただいているのがこちらです。

以前こちらの記事でご紹介しました↓

自動化ロボット ~オリジナル引張試験機~

実は導入後、使い勝手をより良くするために"先生のアイデア"でジグを用意された経緯があります。
サンプルを掴むジグの部分です。

赤い枠の部分が回転します。

先生にご説明いただきました!

便利ですね。

このように、導入後のお客様でのカスタマイズの際にも、情報の提供など協力しております!!

試験時の動きもご覧ください。


この試験片は、JIS規格の一番小さい試験片のサイズに更に2/3という極小サイズです。
とても貴重な材料なので、このサイズになるんだとか!

さて、ここから今回でご依頼いただいた「再カスタマイズ」について紹介します。

ご使用いただくうちこのような新たな課題がでてきたそうです。
・試料の微細な位置を調整が必要になった。
・設置する場所が狭く、その場で試料をセットするスペースがない。試験機を都度取り外してのセットとなると、時間がかかる。

実は「X線にあてながら」の引張試験を行うために、加速器施設に試験機を運び入れ実験を行うとのこと。
その設置エリアが狭い為、そのままでは試料のセットに非常に手間がかかるそうで・・・

X線を当てるときと、試料をセットするときで、容易に試験機の位置を変えることができる手動ステージを追加しました!!

手動ハンドルで試験機の横方向への引き出し・戻しが可能になりました。高さは板での調整が可能です。

今回のように「軟らかい」「もろい」など、繊細な試料を扱う引張り試験の場合
自由度の高い試験機を検討してみては、いかがでしょうか。

ご依頼はこちら↓よりお待ちしております。