研究者・技術者の『知りたい』がここにある
メニュー
楽しく学べる記事の一覧です。実験の方法、生き物の生態や育て方など、読んで楽しい記事がそろっています。学びを楽しさと共に深めたい方はぜひご活用ください。
我々のゲノムの半分以上はトランスポゾンやレトロウイルスなどの役に立たないだろうという意味で、 JUNK という汚名を着せられた DNA でできている。ただ、これまで何回も紹介したように、トランスポゾンは様々な状況で役に立っている。最近紹介した例を挙げると、1)
マンボウは水族館で人気の高い魚類である。山口県の下関市立しものせき水族館(海響館)では2021年7月10日~7月31日に、「かわいい!しか勝たん。ふぐ総選挙」という投票イベントを行い、館内投票やSNSを通じて合計17,693票を集め、その中でエントリーされていたマンボウは見事1
はじめに 人間には助け合う心がある。困っている人がいれば手を貸し、余っているものがあれば分け与えることもある。この助け合いの心は心理学では「互恵性」と呼ばれるが、人間の互恵性は他の動物と比べて一線を画している。なぜならヒトは自分に余裕がないときでも仲間を
昨日に続いて今日も摂食に関わる神経回路について同じ研究室から発表された論文を紹介するが、今回は古くから研究されているレプチンにより刺激される回路の話だ。ただその前に勝手な進化の話を述べておく。 脊椎動物のなかの無顎類と有顎類の違いについての与
GLP-1 受容体刺激剤が様々な疾患に使われるようになったためか、最近食行動の脳回路研究を目にすることが多くなってきた。もちろん最近紹介したように GLP-1 がどの回路を刺激するかという論文も多いが、これにとどまらない。 https://lab-brain
この論文を読むまで知らなかったが、心筋梗塞後眠りがちになることがあり、これは心臓の機能が低下するからだとされてきた。 本日紹介する論文 今日紹介する米国マウントサイナイ医科大学を中心の国際チームからの論文は、心筋梗塞後、白血球の脳脈絡膜への
アルツハイマー病の異常 Tau を除去する方法として、神経系で発現している TRIM21 のリングドメインを、標的タンパク質に結合する分子と融合させ、凝集 Tau を分解する試みが進んでおり、このブログでも紹介した。 https://lab-brains.a
T細胞は MHC に結合した抗原ペプチドを認識して活性化されるが、NK細胞のキラー活性の調節は複雑だ。私の理解の範囲で述べると、NK細胞は KIR と呼ばれる受容体を発現して標的を傷害する。ただこの KIR には抑制型と活性型が存在し、細胞内のシグナルが異なる
みなさんこんにちは! サイエンスライターな妖精の時々VTuber彩恵りりだよ! 今回の解説の主題は、「南極大陸」で初めて発見された「琥珀」に関するお話だよ。琥珀はこれまで全ての大陸で見つかっていたけど、唯一未発見だった地が南極大陸だったん
新生児期に脳は刺激に応じてシナプスを剪定し、脳回路をより外界の刺激に適応するよう変化させる可塑性を発揮する。この重要な過程は、脳への刺激だけでなく、炎症刺激などによっても影響されることが知られている。例えば、この時期に寄生虫に強く晒されると、学習能力の低下が起
毛根は多分化能を持つ幹細胞システムだが、これがなくなっても実験室のマウスは生きられるので、全身でノックアウトすると致死的な分子でも、毛根幹細胞系では研究がしやすい。特に毛根幹細胞は増殖と安定な休止期を繰り返すことから、幹細胞維持に必要な分子について多くの研究が
はじめに 人間、生きていくためには相手の心を読む必要がある。 無論、相手の心は、その顔にデカデカと書いてあるわけではない。ちょっとした仕草や、性格、状況、様々なものを考えて探り出すものである。 このように相手の心を割り出す能力は心理学分野では「心の理論」