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政府は2月18日、国の中長期的エネルギー政策の方向性を示す「エネルギー基本計画」の改定案を閣議決定した。2011年の東京電力福島第1原子力発電所事故以降、「原発依存を低減する」としてきた表現を削除し、再生可能エネルギー […]
銀河の集まり「銀河団」同士が衝突して合体し、今も成長し続けている様子を衛星の観測で捉えたと東京都立大学、高エネルギー加速器研究機構などの国際研究グループが発表した。中心部のガスが高温を維持しているのは、この衝突による“ […]
第639回のスポットライトリサーチは、東京科学大学理学院化学系(前田研究室)の岡崎 めぐみ 助教にお願いしました。 今回ご紹介するのは、増感剤と金属ナノ粒子触媒を用いた水の光酸化反応に関する研究です。 水の酸化反応は4つの電子が関与する複雑な反応機構を含む
2024年大河ドラマの主人公・紫式部ゆかりの地として注目を集めた石山寺からほど近い滋賀大学大津キャンパスで昨年12月8日、「サイエンスアゴラin滋賀『どうなる?どうする!?教育DX』」が開催された。教育分野にもデジタル […]
「ステージⅢやⅣ」などの進行期のがんと診断された場合、多くのがんでは診断早期を乗り切るとその後の診断時期からの5年生存率は上昇するー。こうした傾向が、国立がん研究センターの調査で明らかになった。ある程度予想された結果だ […]
捕食魚のエラから脱出するニホンウナギの稚魚シラスウナギは、河口付近での浮遊生活から移行し、河川・河口域に着底して水底に住み始める頃から、その特異な捕食回避能力を獲得している可能性があることを長崎大学のグループが明らかに […]
人が心室細動で倒れたときに使う「AED(自動体外式除細動器)」。一般人の利用が解禁されて2024年で20年が経過した。延べ約8000人の命が助かったとみられる。AEDの存在は分かっていても、使い方を知らなかったり、怖く […]
昨年末に発見された小惑星が、2%あまりの確率で2032年末に地球に衝突するリスクがあるとして注目されている。宇宙機関などは「可能性は非常に低い」とするものの、まだ軌道を精査できておらず、完全に否定できてはいない。米欧と […]
北極域では地球平均の3倍の速さで温暖化が進んでいるとされる。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は世界が温室効果ガスの削減対策をしないと、最悪2050年に北極海の海氷がなくなると予測。多くの観測データが北極域の陸地 […]
日本のアカデミアが多くの問題を抱えている——そうした認識が、広く共有されるようになってきた。論文出版数やその引用数で見た「研究力」の低下が指摘されて久しく、現場からは資金不足への悩みや、研究に時間が割けない苦しみが聞こ […]
円を描きながら振動する光「円偏光」の色が、こするだけで変わる有機結晶を横浜国立大学などのグループが作った。青色の発光がこすると青緑になり、超音波照射や加熱で戻る。円偏光は人の目には普通の光と区別がつかないことから、紙幣 […]
理化学研究所は、運用中のスーパーコンピューター「富岳」の後継機の開発を開始した。開発上のコードネームは「富岳NEXT(ネクスト)」で、2030年頃に稼働する計画。シミュレーションでの実効性能を5~10倍に高めるほか、活 […]