研究者・技術者の『知りたい』がここにある
メニュー
楽しく学べる記事の一覧です。実験の方法、生き物の生態や育て方など、読んで楽しい記事がそろっています。学びを楽しさと共に深めたい方はぜひご活用ください。
はじめに ペットの犬が悲しそうに鳴いても、涙は流さない。野生のゾウが仲間の死を悲しんでも、頬を涙が伝うことはない。感情によって涙を流すのは、地球上で人間だけの特権だ。 この事実は、よく考えると不思議ではないだろうか。なぜ進化は、人間にだけこんな特殊な能
現在 Single cell テクノロジーは複雑な組織の解析の定番として使われるようになり、特に脳研究での広がりは大きい。 本日紹介する論文 紹介が遅れたが、今日紹介するカナダマクギル大学からの論文は、うつ病患者さん
本日紹介する論文 今日紹介するペンシルバニア大学からの論文は16p12.1欠失と呼ばれる16番染色体単腕にある512Kbという小さな領域の欠失により起こる遺伝子疾患の多様性の背景にある、いわゆる遺伝的バックグラウンドと呼ばれる2次背景について検討
はじめに 大学受験の結果発表を見た瞬間は意外に冷静だったのに、家に帰って母に報告している時に急に涙が出てきた。長年飼っていた猫が亡くなった時は淡々と手続きを済ませたのに、夜一人になってから突然泣き崩れた。 こんな体験をしたことはないだろうか。「一番つらい瞬間に泣けない
我々の腸内では何千種類もの細菌がそれぞれ資源を奪い合ったり協力し合って一定の細菌叢を形成している。この内部の適応に、水平遺伝子伝搬や変異頻度を高めて多様化する仕組みが需要な働きをしていると推察される。その中で注目されているのが DGR (Diversi
両親に遺伝子変異がないのに子供に新しい遺伝子変異が発生する病気は数多く存在し、例えばレット症候群やFOPなどはその典型例だ。これは精子や卵子が形成される過程で起こった突然変異が子供に伝わったことによる。ただこのような変異が頻発しないよう
以前紹介したことがあるが(https://aasj.jp/news/watch/15022)、マンモスには大きく分けて、我々が一般的にマンモスと呼んでいるケナガマンモス(40万年前から1万年)、ユーラシア草原地帯で120万年から20万年まで生息したステ
ガンの変異遺伝子を狙う標的薬が多く開発され、例えば多くのガンで特定の遺伝子診断に基づいて治療が決められる。最も標的薬が成功したのが慢性骨髄性白血病で、薬だけで完全にコントロール可能になっている。しかし、通常ガンでは様々な遺伝子変異が存在
みなさんこんにちは! サイエンスライターな妖精の時々VTuber彩恵りりだよ! 今回の解説の主題は、味がすれば感染していることが分かるインフルエンザ検査薬の試作品についてのお話だよ。今回合成された試作品は、インフルエンザウイルスが固有で持
坂口さんのノーベル賞受賞をヨーロッパで聞くことになった。家族ぐるみで付き合ってきたこともあるが、他の人より感慨は深いと自負している。というのも、かなり早くから坂口さんのTregについての研究を見続けて来ただけでなく、評価が定まるまでの様々な苦労も見てき
これまで最も長生きしたことが知られているのはフランス人の女性で122歳だ。おそらく120歳を超えたのはこの人だけだと思うが、100歳を超える人の数が7万人を超える今でも110歳を超えることは簡単ではなく、我が国でも110歳を超えた supercente
腸上皮幹細胞がγδT細胞、上皮内T細胞、あるいは自然免疫に関わるILC等から分泌されるIL-22等のサイトカインによって調節を受けていることはよく知られた事実で、このメカニズムを強めることは腸管の再生力を高め、ひいては抗老化にもつながる