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楽しく学べる記事の一覧です。実験の方法、生き物の生態や育て方など、読んで楽しい記事がそろっています。学びを楽しさと共に深めたい方はぜひご活用ください。
現在、世界中で腸内細菌叢とガン免疫との関わりを調べる研究が加速しており、慶応大学医学部の本田さんは、ヒトの膨大な細菌叢の中から、ガンのチェックポイント治療を高める細菌セットを分離することに成功している。このような現象が起こるのは、細菌叢と免疫系をつなぐ自然免疫細胞innate
Non-coding RNAと呼ばれる、ペプチドをコードしているわけではないが、細胞の中で重要な機能を担っているRNA(もちろん最も典型的なのはリボゾームRNAやtRNAだが、このほかに様々なRNAがそれ自身で機能をもって働いている)について知れば知るほど、生命誕生前にRNA
このHPを始めてからすでに8年が経過したが、考えてみると、心臓の生理学についての論文は紹介したことがなかったように思う。これは、生理学分野の進展が遅いからではなく、単純に私が一般生理学が苦手なだけだ。しかし、今日紹介するデンマーク、コペンハーゲン大学からの論文を読むと、生理学
電極を脳内に留置して、刺激により様々な異常を補正するneurostimulation療法は、心臓のペースメーカー療法並みに普及して、根本治療ではないが、対症療法として定着している。特にパーキンソン病など異常運動や疼痛抑制など、その範囲は広い。ただ、てんかん時の同調した神経興奮
先週、ウオレス線の東側で発見された7000年前のホモサピエンスが、人類出アフリカ南ルートで移動した民族を代表していることを示したドイツ・イエナマックスプランク人類歴史科学研究所からの論文を紹介したが、なんと同じマックスプランク研究所から、今度は南ルートの起点となるサウジアラビ
サルから人間への脳発生過程では様々なイノベーションが起こったことは間違いないが、これを特定するのは簡単ではない。これまで、サルには存在しない新しい遺伝子の出現や、新しい分子機能の発生などについては紹介したことがあるが、この進化に最も大事だと考えられている転写調節領域の進化につ
動脈硬化を慢性炎症という枠組みで捉えたのはPeter Libbyで、ここから生活習慣病や老化を炎症として捉えるトレンドがスタートしたと言える。実際プラーク形成の細胞動態を見ると、炎症以外の何物でもない。その後、ゲノム研究を中心に多くの動脈硬化分子が発見されたが、多くは自然炎症
我が国でもTVで専門医がステイホームやワクチン接種を呼びかけるキャンペーンを流しているが、一方で緊急事態宣言がでても、人の流れが低下しないことも報道されている。しかしこの矛盾だけから、キャンペーンの効果がないとは結論できないし、ましてや緊急事態宣言の影響も、正確に評価しようと
空前のAIブームが吹き荒れ、人工知能がクイズ番組や囲碁の対戦でヒトに打ち勝つような現代では信じられないかもしれませんが、人工知能研究を志すことがタブー視されていた時代がありました。そのような時代にあえて人工知能とゲームを組みあわせて考えようとした研究者がいらっしゃいます。松原
人工知能(AI)開発が世界的に盛り上がりを見せるなかで、医療・創薬といった分野でも膨大なデータを扱うことのできるデータサイエンティスト人材の育成が求められています。今回は、「医療・創薬系データサイエンティスト育成の最前線」と題して、東京医科歯科大学の竹内勝之先生と長谷武志先
今回Covid-19に関する研究を眺めていて感じるのは、様々なワクチンや治療手段が前臨床研究から臨床治験に至るまで迅速に論文として発表されている点だ。とはいえ、全く論文を発表せずEUとFDAの承認を得たモノクローナル抗体薬がsotrovimab(VIR-7831)で、ベンチャ
21世紀は栄養学の世紀になると予想している。というのも、人間の栄養学を変える様々なテクノロジーが開発され、また栄養学的データベースも急速に整備が進み始めている。これは、ゲノムやエピゲノムと言った生物学的指標だけではない。例えば、スマフォやウエアラブルツールを使った大規模データ