研究者・技術者の『知りたい』がここにある
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楽しく学べる記事の一覧です。実験の方法、生き物の生態や育て方など、読んで楽しい記事がそろっています。学びを楽しさと共に深めたい方はぜひご活用ください。
まだ東西ドイツが分裂していたときケルンに留学したことから、ローマ時代のドイツに触れることが出来た。と言うのもケルンはローマ時代の植民地という意味で、ガリア総督アグリッパによりラインランド・ウビィ属を移住させて形成させた、ローマ帝国の同化政策の典型と言え
MERFISHは耳慣れない言葉だと思うが、このブログでは何回か紹介した single cell テクノロジーで、in situハイブリダイゼーションを何回も繰り返すことで、1000種類の遺伝子の発現を一つの組織標本で可能にした技術だ。これまで sing
RNAワールドが、まだよくわからないきっかけでコドンとアミノ酸のシンボル的関係を成立させたまさに新たな情報言語誕生によって最初の生物が生まれ、この時出来た生命のルールは38億年たった今も守られ続けている。この変わらないルールの一つが、使
細胞が活性化すると転写翻訳も活性化することが多く、合成されたタンパク質をターンオーバーさせる仕組みが重要になる。このメカニズムに差し障りが出ると、分解できないタンパク質が細胞質に鬱滞し、このストレスに基づく転写の変化が起こる。 本日紹
このブログでゾウリムシなど繊毛虫についての論文はこれまで2回紹介している。1回目は2014年で、生殖核と栄養核の二つの核を持つゾウリムシで、何故同じ生殖核から接合時のオスメスの区別を維持する生殖核が分化するのかについてのエピジェネティックメカニズムにつ
みなさんこんにちは! サイエンスライターな妖精の時々VTuber彩恵りりだよ! 今回の解説の主題は、アフリカ大陸を引き裂き始めているかもしれないプレート境界の発見についてだよ。「カフエ地溝帯 (Kafue Rift)」と呼ばれる場所で、プ
はじめに 小さい頃から「普通」という言葉に馴染めなかった。 単純に不器用だったということもあるかもしれない。しかし、私から見たその「普通」は恣意的で基準があるようでなく、場所が変われば「普通」も変わるような安定性がないものだったということもある。 「これ、普通だよ」、「
バイオ系研究所で働くテクニシャン(技術員)でありながら漫画家として活躍するAyaneさんによる「ラボりだな日々」(※ラボりだ…ラボから離脱すること。ラボから帰ることの意を持つ造語)。 第29回のテーマは「誰得?な雇い止め問題」です。 こんに
GLP-1/GIPアゴニストの、体重減少と代謝改善効果については、このブログで何度も紹介してきた。このアゴニストに反応する受容体は、主に消化管、膵島細胞、そして脳に発現しており、消化の調節、膵島でのインシュリン分泌促進、脳の食欲調節等を通して、代謝全体
麻酔剤ケタミンを低用量で静脈注射することで、長期にわたるうつ病の治療が可能であることは、精神科医のみならず脳研究者にとっても驚きで、その後メカニズムについて多くの研究が行われている。このブログでも何度も紹介したが、多くは短期の注射で抗う
現役時代、様々なc-Kitチロシンキナーゼ型受容体ファミリーの機能をプローブにして生命現象を調べていたが、Flt1 だけはモノクローナル抗体を作成できず、研究の対象に出来なかった。ただ、2003年ぐらいから Preeclamsia の重要な原因が、胎盤
上皮細胞では、アピカル面、基底外側面、そして基底面が明確に区別されるが、この区別の核になるのが規定外側面のアピカル側に形成される細胞接着構造だ。この細胞接着機構の解明に我が国の貢献は大きい。接着斑にはアピカル側から、タイトジャンクション、アドへレンスジ