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人類は、経済的な豊かさを科学技術の成果で獲得し続けてきた。しかし今、先行きが見通しにくく、想定外のアクシデントが頻発する、変化の激しい時代を生きている。こんな時代を示す言葉として、「VUCA(※)」という言葉が流布して…
宇宙ベンチャー、アイスペース(東京)は同社2機目の月面着陸機「レジリエンス」の失敗原因が、搭載した高度計のハードウェアの異常だったと発表した。先月6日に月面へ降下中、測距が遅れて減速が間に合わず月面に衝突した。2027…
狂牛病やヒトのクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)など、いわゆるプリオン病の原因物質として知られる病原体プリオンについて、オリゴアデニル酸合成酵素(Oas1a、オーエーエスワンエー)という体内の酵素が抑制に関与している…
7~9月の3カ月は全国的に暖かい空気に覆われて猛暑になるー。全国的に6月から高温になった中で、こうした予報を気象庁が出した。また6月30日には、7月6日から14日まで、“10年に1度”レベルの「かなり高い気温になる」と…
第664回のスポットライトリサーチは、京都大学大学院理学研究科(化学研究所・山田研究室)博士後期課程3年の上野創 さんにお願いしました。 今回ご紹介するのは、水素結合を利用した有機半導体に関する研究です。 π共役分子の分子集合体から構成される有機半導体薄膜は、
Ambiguine Pの特徴的な6-5-6-7-6多環縮環骨格を、生合成を模倣したカスケード環化反応により一挙に構築することに成功した。この戦略により、市販品からわずか7工程での全合成を達成した。 Ambiguine Pの骨格構築 Ambiguine P (1)は、海洋シアノ
第663回のスポットライトリサーチは、横浜市立大学大学院 生命医科学研究科(生命情報科学研究室)博士後期課程2年の吉澤竜哉 さんにお願いしました。 今回ご紹介するのは、データ駆動型の分子設計に関する研究です。 生成AIを利用した分子設計は、医薬
第662回のスポットライトリサーチは、京都大学 大学院工学研究科 物質エネルギー化学専攻 阿部竜研究室 博士後期課程の板垣 廉(いたがき れん)さんにお願いしました。 阿部竜研究室では、太陽光をはじめとするクリーンエネルギーである光エネルギーを活用する光触媒を基
1,2-Pd移動を含む予期せぬ連続反応として進行することがわかり、高収率で生成物が得られた。 合理的なベンゾヘテロール合成法を計画していたら… インドールやベンゾフランに代表される五員環芳香族ヘテロ環(ベンゾヘテロール:図1A)は、天然物、医薬品、有機材料な
光化学を駆使した、天然物Lugdunomycinの全合成が報告された。紫外光照射による異性化でイソベンゾフランが生成し、鍵となるDiels–Alder反応が室温付近で進行した。 紫外光を利用したLugdunomycinの全合成 Lugdunomycin (1)
第661回のスポットライトリサーチは、早稲田大学大学院先進理工学研究科(山口潤一郎研究室)博士課程1年の稲垣和也 さんにお願いしました。 今回ご紹介するのは、オルトキノジメタンを利用した多環式分子合成に関する研究です。 Diels-Alder反
不活性なC(sp3)–H結合のヨウ素化反応が報告された。シャトル触媒と光励起Pdの概念を融合させ、ヨードアレーンをヨウ素供与体および水素原子移動(HAT)試薬として活用したことが鍵となる。 C(sp3)–H結合のヨウ素化 有機化合物のC(sp3)–H結合の直接的官能基化法は、