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楽しく学べる記事の一覧です。実験の方法、生き物の生態や育て方など、読んで楽しい記事がそろっています。学びを楽しさと共に深めたい方はぜひご活用ください。
つい3日前、嗅覚受容体の一つが乳ガンに発現して、悪性化を誘導するという論文を紹介した(https://aasj.jp/news/watch/18764)。 驚いたことに、ガンだけでなく嗅覚受容体が臭い感知以外にも役割があるのではと考えて研究が行われているようで、今日紹介
多発性硬化症(MS)は、ミエリンに対する自己免疫反応が基盤になっているが、この自己免疫反応の引き金を引くのがウイルス、特にEBウイルスではないかという可能性は長く示唆されてきた(例えば、Ana. Neurology 59, 2006:図) ただ、EBウイルス
アフリカでホモサピエンスが生まれたことに異論を唱える人はいない。ただ、様々なホミニンが存在していたと考えられるアフリカで、最終的にユーラシアに移動したホモサピエンスが形成されたのかはほとんど分かっていない。 というのも、ホモサピエンスが生まれたアフリカ内ですら、ユーラシ
δ株感染では主症状の一つだった嗅覚障害が、オミクロン株ではほとんど発生しないという話を聞いて、嗅覚受容体の発現が結構環境変化に左右されるのだなと感心しているときに、思いがけなくガンの転移と嗅覚受容体の関係を示したハーバード大学からの論文を見つけた。 大学の後輩でアラバマ
アルツハイマー病(AD)の進行を決めるのが、細胞外へのアミロイドβの沈着と、細胞内でのTau分子の沈着の二要因であることは疑う人はいない。ただ、それぞれの病態への寄与、相互作用などについては分かっていないことが多い。従って、それぞれの要因と、病気の進展速度を相関させる臨床研究
2022年今年もよろしくお願い致します。サイエンスアーティストで教育系YouTuberの市岡元気です。 今回は2021年で一番大変だった実験動画について書かせていただきます。 CONTENTS 「感謝の300実験生
神経の樹状突起はスパインと呼ばれるとげのように突き出た突起で覆われており、これが興奮性シナプスを形成し、他の神経アクソンからのシグナルを受け取る。これまで紹介したように、一本の樹状突起上のスパインは、刺激に応じて独立した形態変化を起こせることから、それぞれが独立した興奮依存性
個人の特定に現在利用されるのは、ゲノム、指紋、そして顔認証の3種類が中心だ。今でこそ監視カメラなどの顔認証技術が進んだおかげで、顔認証は法的にも利用されるようになったが、少し前まではゲノムと指紋が主流だった。 ゲノムは当然として、なぜ指紋を顔認証に匹敵する個人認証に使え
蚕(カイコ)という昆虫を知っていますか?小学生の理科の授業で蚕を育てたことがある方もいるかもしれません。 蚕が作り出す繭(まゆ)から生糸を生産する養蚕業は近代日本の発展に大きく貢献しました。残念ながらポリエステルやナイロンといった化学繊維の登場で養蚕業は衰退の一途をたどって
まだ言葉を理解できない幼児期にも、母子は様々な形で母親との密接なコミュニケーションを図っている。その中の重要な手段の一つがMothereseと呼ばれる、お母さんが幼児に向かってゆっくり、優しく、心を込めて話しかける言葉だ。 これを聞くと、幼児でなくても心が暖かくなるのだ
自閉症スペクトラム(ASD)の背景には、神経発生過程のちょっとした違いによる神経ネットワークの変化があることが想定されている。中でも、神経興奮を抑制するGABA作動性の神経活動の異常と、それによる感覚異常がASDに関わる可能性が示唆されている。 このHPでも、脳内には到
初めまして、サイエンスアーティストをしております「市岡元気」と申します。今回ご縁もあっていつも理化学機器でお世話になっているアズワンさんのサイトに寄稿させていただくことになりました。 CONTENTS はじめに サイエ