金属加工品は「使用用途」が大切! ~ステンレスバット~

2021.01.29 By こみねぇ

こんにちは こみねぇ です。

研究者の皆様、こんなことありませんか?
「使い慣れたこの備品、そろそろ新しくしたい。でも、これどこで買えるの?」
「装置の付属品、もう少し高さが欲しいけれど、、、オプションに適したものが無い」

そんな時、「特注で作って欲しい」と声をかけてくださるお客様、たくさんいらっしゃいます。

一方で、特注で造る発想が無く、規格品で我慢して使用しているお客様もたくさんいます。

ステンレスの容器の特注はこちらで受付中↓

63-2993-67 ステンレスバット 特注製作

 

「コレと同じものつくって欲しい」と写真を添付していただいたり

現物をお送りしてくださったりと。依頼方法は様々。

→同じもの、となると、現物の送付がベストです。

思い通りの特注品を入手するためには、どのような情報が必要なのでしょう?
使用用途がうまく伝えられると、欲しいカタチの特注品が手に入れやすくなります!!

作業場には製作中の加工品がたくさんあります。
鏡面タイプの板に背景が写りこんでしまいましたが、こちらは1側面を取り外すことができるステンレスバットです。

こちらの工場には日々さまざまな方法で見積依頼が舞い込んできます。

「ポンチ絵」「正式図面」「数字のみ」「現物」など・・・

 

こちら↓を例に使用用途による「要望の違い」についてをご紹介します!!

ステンレス製容器 材質:SUS304 板厚:お任せ 

サイズも揃っているし、、、分かりやすい内容ですよね?
しかし、製作する側としては、もう少し情報が欲しいんです。

それは「使用用途」です。

同じような容器でも使用用途によって仕上げ方も様々

3パターンの例でイメージしてみましょう!

≪パターン1≫ 工場内の過酷な環境下で材料の運搬に使用

こんな要望が隠れていたりします
強度重視
・持ち手は痛くないような仕上げがよい
・良好だったら50個程度まとめて追加購入したい
・見た目はこだわらない

 

≪パターン2≫ 研究室の装置内で液体を入れ、ビーカーを並べて使用

こんな要望が隠れていたりします
・装置に3列並べるので、外寸重視
・液体いれるので溶接部分からの水漏れ厳禁
・予算が限られているため、価格重視。持ち手加工で価格UPするのであれば持ち手不要
・見た目はこだわりない

 

≪パターン3≫パーティー会場の受付で機材の保管に使う

こんな要望が隠れていたりします

見た目重視
・怪我をしないように角は丸みが欲しい

お分かりでしょうか?同じものに見えても、要望が全く異なっていますよね。
作り方も異なってきます。

「サイズ」ももちろんですが、「隠れた要望」の部分がとっても大切です。
使用用途が分かれば、ある程度「隠れた要望」が推測できます。
もちろん、用途+アルファでこういった情報の補足があると、より適した内容で見積しご提案することができます。
情報が無いと、満足のいく仕上がりにならなかったり、高スペックなご提案をしてしまい予算オーバーとなることも(*・ω・)ノ

 

※最後に、見た目を決める「仕上げ」についてご紹介します。


溶接の際につく焼け跡や、細かい傷などは「仕上げ」の工程で綺麗にしていきます。

焼け跡事例↓

バフ研磨して手仕上げしていきます。綿やフェルトなどで作られたバフを回転させます。

 

バフを使って表面を削ってピカピカにしていきます。

狙った仕上がりにするにはどんな目の粗さのバフを使ったらいいのか、どの程度磨くのがどこの部分の研磨が重要か、使用用途が分かると判断しやすいですね。

用途ってとても大切!!

特注品のご依頼の際には是非、上記パターンを参考に使用用途を添えてご依頼ください。

お待ちしております!!