自動化ロボット ~ディッピング作業の自動化~

2020.10.27 By こみねぇ

こんにちは こみねぇ です。

 「研究用ロボット」 の製作事例を紹介します!!

こちらです ↓↓   

さて、このロボットが
「どのような動きをするのか」
「どのような研究に使われるのか」

気になりますよね??
このロボットの、完成までのストーリーをご紹介します!!

研究室のお悩み・・・

・単純作業に時間をとられてしまい、研究する時間がない
・単純作業をなんとか自動化したい
・自分でも自動化ロボットを作れるが、製作・設計・材料の調達など、時間も手間もかかってしまう...
 

こちらのコントローラーを使っての自作を検討されていました↓

しかし、貴重な時間を、ロボット製作ではなく、「本来の研究に注ぎたい」というご意向もあり
設計~製作を、まるごとお任せいただける サービスをご検討いただきました!!

 

 

研究室にお邪魔しました。

≪ヒアリング≫

【自動化したい作業】
基盤(酸化チタンTiO2)への膜づけ

【手順】

 

 

 1サイクル約80分・・・・100回だとすると、8000分以上。
 5~6日 かかります。。。

 人の手では厳しいですね。私なら半日も、もたないです。
 200回繰り返すとなると、、11日以上かかります。

ヒアリングの結果

ロボットのメインの動きの他、検討が必要な内容が明らかに
 ・基盤を保持する保持具の仕様
 ・溶剤を入れたビーカーを固定する台の仕様
 ・溶剤が揮発してロボット本体が腐食しないようコーテイングが必要か
 ・液温をコントロールするなど条件を変更して試すことも検討したい

などなど、、、

直接話を伺うことで、単に自動化ご希望の部分だけでなく
前後の工程や、将来的な使用方法のイメージも涌きます。

ご要望、背景などを踏まえたうえで、検討します。

実は学生さんが、事前に自動化のアイデアをブロックでカタチにされてました!!

水色の台が回転する仕組みです。素晴らしいアイデアですね!!

 

≪設計≫

3D図面を製作しご提出

 

≪製作≫

基盤や仕様器具にあわせたジグを製作します。
実際に使用する備品(基盤、ビーカー)をお預かりし、最終調整

≪納品≫
PCにソフトをインストールし、ソフトの使用方法を説明。
実際に動かしながら、ストローク位置、スピードを確認。

浸す時間や乾かしている時間だけでなく 軸を動かすスピードも変更できるんです。

「出来るだけゆっくり」液に浸したり取り出すことで、膜が生成しやすくなるので保持具をゆっくり動かしたい・・・
そんな時は、プログラミングで自由に設定可能です!!

こちらは、ビーカーのホルダー部分よ横から見たところです。
写真奥側のビーカーの下には「ヒーター」があります

温度の条件を変えて実験が可能です ※コントローラーは別途ご用意いただきました

他にも、様々な条件で実験を検討されており、
乾かす時間を短くするための送風機など別途検討中とのことでした。

こういった機器と組み合わせることで、実験が幅広く行えますね。
「将来的には、生成した膜の仕上がりを自動で評価できると、さらに便利ですね!!」
・・・という話もでました。

産業用ロボットであれば、カメラを使って評価を行うことも珍しくありません。
研究内容、作業のボリュームや時間、ご予算を考慮し、
必要な部分だけ、オーダーメードの自動化ができる」というのも
研究用ロボットの特徴です。

何を自動化するかはユーザー様次第!!

「この作業、面倒なので自動化したい」
「この作業のために研究室から離れられない」
「人が代わる代わる対応すると均一にならない」

そんな時は、研究用ロボットを是非ご検討ください。