しなやかな硬質めっき

2022.11.07 By 大阪府立大学 大学院 工学研究科 教授 瀧川 順庸

材料工学

技術の概要

電鋳(電気鋳造、厚めっき)は転写性などに優れ、樹脂製品成形用金型などに用いられている。主にNi電鋳が使用されているが、耐熱性や耐食性に問題がある。

耐熱性や耐食性を向上する方法として合金化がある。しかしながら、Ni-Wなどの合金めっきは延性が非常に小さく、脆い。

曲げても割れない、厚くつけても割れない、しなやかな合金めっきの開発に成功!

硬度・強度、耐食性に優れるNi-Wめっき

高強度かつ低熱膨張であるFe-Niめっき

技術の特徴

  • ・通常1%程度の伸びしか得られないNi-W合金めっき板(厚さ2mm)において、10%を超える伸びを達成
  • ・Fe-Ni合金めっき板において、商用鉄合金を大きく上回る強度・延性バランスを達成

適用分野

【想定される用途】

  • ・電鋳金型
      樹脂製品成形用金型など
  • ・靱性の必要なめっき部品
      接点材料など
  • ・強度・延性の必要な薄板、微小部品

研究者からの一言

強さ、しなやかさ、耐熱性を兼ね備えためっきを一度お試しください

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