食事介助における嚥下情報の可視化が与える影響

2023.02.13 By 昭和大学 スペシャルニーズ口腔医学講座 口腔機能リハビリテーション医学部門 講師  伊原 良明

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研究者情報

スペシャルニーズ口腔医学講座 口腔機能リハビリテーション医学部門 講師
伊原 良明

関連キーワード

摂食嚥下障害、食事介助、要介護高齢者、嚥下音

シーズ内容や、それに関する特許などの情報について

本研究の概要は “ 食事介助時において嚥下タイミングを可視化することにより適切なペーシングで食事介助を行うことを可能とし、窒息事故や誤嚥を予防し、同時に介護職員の食時事の介護負担の軽減を獲得すること ” である。
具体的な調査項目として以下の事項について明らかにする。(Ⅰ)嚥下タイミングの可視化した情報が食事介助のペーシングに与える影響。(Ⅱ)嚥下タイミングの可視化した情報が食事時間に与える影響。(Ⅲ)嚥下タイミングの可視化した情報が食事中のムセの回数に与える影響。以上の項目から食事介助時に介護者及び、被介護者において嚥下タイミングの可視化した情報がどの様な影響を与えるのかについて明らかとする。嚥下タイミングの可視化には頸部装着型嚥下機能計測機器 GOKURI を使用しており、本研究自体では特許の申請は行っていない

想定される産業への応用

〇本研究から得られる知見は高齢者施設などにおける食事介助での介護者の負担を減らすのみではなく、より安全な食事介助の方法を確立するうえで非常に有用な知見が得られるものである。また、本研究の成果から安全な食事介助を行うための、患者ごとの適切な食事介助のペーシングをモニターする機器の開発につながるものであると考えられる。

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