鍵共有装置、鍵共有方法、鍵共有プログラム及び鍵共有システム

2022.10.17 By 神奈川大学

情報

技術概要

セキュリティを担保して特定のメンバー間で情報共有するための鍵共有手法

用途・応用

情報セキュリティ

背景

 量子計算機の開発が、世界的に進められている。量子計算機の出現に対しても安全性を維持できる暗号方式として、同種写像を用いた暗号の提案が行われている。

 非特許文献1には、1ラウンドのDiffie-Hellman(以下、DH)鍵共有方式を、認証機能付きの方式に変換するBiclique変換法が記載されている。

【先行技術文献】
【非特許文献】
【非特許文献1】Fujioka, A.: Characterization of strongly secure authenticated key exchanges without NAXOS technique. IEICE Transactions 96-A(6), 1088-1099 (2013), a preliminary version of this paper appeared in IWSEC 2011 (2011)
【非特許文献2】De Feo, L., Jao, D., Plut, J.: Towards quantum-resistant cryptosystems from supersingular elliptic curve isogenies. J. Math. Crypt. 8(3), 209-247 (2014) 

課題

 DH鍵共有方式は、耐量子性を持たない。これまでは、耐量子性を持つ、1ラウンドの認証機能付きの鍵共有方式がなかった。
 耐量子性を持つ、1ラウンドの認証機能付きの鍵共有方式を構成するための候補となる技術として、超特異同種写像DH(以下、SIDH)鍵共有方式がある。SIDH鍵共有方式は、最近になって活発に研究されるようになっているものの、SIDH鍵共有方式の非対称性から認証機能付きの鍵共有方式への変換法が知られていない 。
 この発明は、非対称性を持つ鍵共有方式を認証機能付きの鍵共有方式に変換可能にすることを目的とする。

手段

 この発明に係る鍵共有装置は、2つの静的鍵から1つの静的鍵を選択する鍵選択部と、前記鍵選択部によって選択された静的鍵を用いて、相手側と共有する共有鍵を生成する鍵生成部とを備える。

効果

 この発明では、2つの静的鍵から選択された1つの静的鍵を用いて共有鍵を生成する。これにより、非対称性を持つ鍵共有方式を認証機能付きの鍵共有方式に変換することが可能になる。

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特許情報

特開2019-075757

JPA 2019075757-000000