ポインティングデバイスのない機器に対する操作評価装置

2022.09.16 By 東京都立大学

情報

技術概要

ポインティングデバイスのない機器に対しても、機器のユーザインタフェースのユーザビリティを定量的に評価することができる操作性評価装置、操作性評価方法、操作性評価プログラム、及び操作性評価システムを提供する。

用途・応用

ユーザビリティ評価

背景

 ユーザインタフェースを有する機器のユーザビリティ(操作性)を評価する方法として、操作のタイミングと関連付けた評価ユーザの感想・意見(ユーザデータ)を収集するものや、ユーザが操作した画面遷移等のログデータとともにユーザの主観的な評価結果を取得するもの等、インタフェース操作時にユーザが主観的な評価を行うものが知られている。また、他にもインタフェース操作時のユーザの動作を評価者が目視しながら主観的な評価を行うものや、撮影装置でユーザの動作を録画して、後に映像を見ながら評価者が主観的な評価を行うものも知られている。

 一方、定量的な評価方法としては、マウス等のポインティングデバイスについてのユーザビリティ評価方法が知られている。この方法は、まず、マウス等のポインティングデバイスのカーソル座標の値から、カーソルの移動距離を計算する。そして、あるユーザインタフェース部品をクリックした後に次のユーザインタフェース部品をクリックするまでに、マウスを大きく移動させなければならなかったことが示された場合、この距離間隔が長い操作が多く含まれているほどに、ユーザインタフェース部品のレイアウトが適切でないと評価する。 

課題

 本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
 本発明に係る操作性評価装置は、評価基準インタフェースに向かって、一定時間操作するときの負荷が最小となる基準動作に加え、それぞれ異なる基本動作として負荷が課された第一動作、第二動作、並びに前記第一動作及び前記第二動作を含む評価対象インタフェースの操作時動作の第三動作、のそれぞれを行う複数の評価者の身体部位の撮像画像が入力される画像処理部と、前記撮像画像から、前記基準動作、前記第一動作、前記第二動作、及び前記第三動作に係る少なくとも一つの共通する物理量を算出する物理量演算部と、前記第一動作及び前記基準動作における前記物理量の差を第一差分、前記第二動作及び前記基準動作における前記物理量の差を第二差分、前記第三動作及び前記基準動作における前記物理量の差を第三差分、としたとき、前記各差分を算出する差分演算部と、前記第一差分に第一係数を乗じ、かつ、前記第二差分に第二係数を乗じたものをそれぞれ加え、さらに第三差分を引いた値が最小となるように、前記第一係数及び前記第二係数を算出する係数演算部と、前記第一係数及び前記第二係数の大きさを比較する比較演算部と、を備えていることを特徴とする。

効果

 本発明によれば、ポインティングデバイスのない機器に対しても、機器のユーザインタフェースのユーザビリティを定量的に評価することができる。

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特許情報

特許5339234

JPB 005339234-000000