培地上への微生物塗布装置

2022.07.20 By 日本大学

バイオ

技術概要

微生物の培養の失敗を抑制する。

用途・応用

微生物培養

背景

 培地に微生物を塗布し、培地上で微生物を培養する技術の研究、開発が行われている。

 これに関し、培地(例えば、寒天培地等)にスポット上に置かれた菌液を均一に塗り広げる機構が知られている(特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【特許文献1】特開平04-287679号公報
【特許文献2】特開2004-049025号公報

課題

 ここで、特許文献1、2に記載されたような機構では、培地に滴下された菌液を培地に塗り拡げるスプレッダー部が固定される。一方、当該機構では、培地が回転する。すなわち、当該機構は、スプレッダー部を培地に対して相対的に回転させる。しかしながら、当該機構では、培地に滴下された菌液に対してスプレッダー部から過剰な剪断力が加えられてしまうことがある。その結果、当該機構は、培地上における菌の培養を失敗させてしまうことがあった。

 そこで本発明は、上記従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、培地上における微生物の培養に失敗してしまうことを抑制することができる塗布装置を提供する。

手段

 本発明の一態様は、培地に滴下された微生物に接触して微生物を培地に塗り広げるスプレッダー部と、培地の表面の法線を回転軸方向として、スプレッダー部を回転させる駆動部と、スプレッダー部と培地との間を押圧する押圧部と、押圧部による押圧によってスプレッダー部が培地に加える圧力を検出する圧力検出部と、駆動部によって回転されるスプレッダー部の回転速度を制御する速度制御部と、圧力検出部により検出される圧力と、速度制御部により制御される回転速度と、微生物の種類を示す微生物種類情報とを対応付けて記憶部に記憶させる記憶制御部と、を備える塗布装置である。

効果

 本発明によれば、培地上における微生物の培養に失敗してしまうことを抑制することができる塗布装置を提供することができる。

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特許情報

特願2020-106734

JPA 2022001028-000000