【動画解説記事】隔膜式DO電極のメンテナンスについてお教えします

2022.01.12

本記事は、堀場アドバンスドテクノ様のYouTube動画「隔膜式DO電極のメンテナンスについて」を掲載し、ポイントをまとめたものです。フル動画を見る時間が取れない方は記事をご覧になっていただき、中身が気になったらぜひ動画をご覧ください!

【0:34】 洗浄方法

HORIBA製のDO電極は研究室用と現場浸漬用の2種類あり、電極の先端にはチップがついています。洗浄の際は、このチップ部分を水ですすぎ洗いしティッシュなどでやさしく拭いてください。

隔膜式のチップは透明の膜の内側に内部液が入っており、隔膜が非常に薄いことから、膜に傷がつかないようにご注意ください。

【01:19】チップが正常かどうかの判断(具体例)

☆膜が破けていたら?

→内部液が流出し感度が低下してしまいます。

☆内部液の結晶が出来ている場合は?

→校正や測定ができなくなることがあります。ただし校正ができれば問題ないので校正をして電極が使用できる状態か確認してください。

☆気泡ができている場合は?

→小さな気泡であれば問題はないが、大きな気泡や膜が膨れている場合はチップを交換してください。

【02:04】 保管方法

使用後はチップを電極から取り外し、ショートソケット(購入時にチップについている部品)をはめて、以下3つのいずれかの方法で保管してください。ゼロ液や水に浸漬して保管するよりも長くご使用いただけます。

①購入時にチップが入っていた袋に入れて冷暗所で保管

②袋がない場合は、チップを厚めのアルミホイルで包んで保管

③脱酸素剤を入れた蓋つきの瓶の中で保管

【02:53】校正方法(大気校正)

大気校正は電極を大気中にさらした状態で行います。

このとき、電極を水で浸漬保管していた場合は、電極をよく乾燥させてから行ってください。温度変化があったり電極に風が当たると値がふらつくため、注意してください。

【03:33】校正方法(液校正)

液校正の場合は、スパン校正(スパン液を使用)→ゼロ校正(ゼロ液を使用)の順番で実施いたします。

<スパン液>

スパン液は、2時間程度イオン交換水にエアーポンプで空気を飽和させた溶液です。

<ゼロ液>

ゼロ液は1Lのイオン交換水に2gの亜硫酸ナトリウムを溶かした液です。

 

本動画を作成した堀場アドバンスドテクノ様では、「やさしいpH・水質の話」という形で、pHや導電率など、液体の性質を示す指標を測定している方、あるいはこれから学ばれる方のために、水質のやさしい話から実際の測定を行う上での手順やコツまで一冊にまとめた資料を提供しています。

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