【動画解説記事】pH電極の洗浄・メンテナンスについてお教えします

2021.12.27

本記事は、堀場アドバンスドテクノ様のYouTube動画「pH電極の洗浄・メンテナンスについて」を掲載し、ポイントをまとめたものです。pH電極の洗浄や内部液交換によるエラー解消方法などメンテナンスのコツを理解することが出来ます。

フル動画を見る時間が取れない方は記事をご覧になっていただき、中身が気になったらぜひ動画をご覧ください!

 

【01:27】 一般的な汚れの洗浄方法

水で洗い流すだけではとりきれない汚れの洗浄には、「中性洗剤」と「スポンジ」を使用します。

電極を洗う際には内部補充口を開けた状態にしておく必要がありますのでご注意ください。

中性洗剤を染み込ませたスポンジを電極の先端に当ててキュッキュッとこすり洗いをおこない、水でよくすすぎ洗いを実施してください。市販のメラミンスポンジで掃除を行うことも可能です。

【02:34】タンパク質汚れ向けの洗浄液

測定されるサンプルの違いによって洗浄液も異なっており、HORIBA製洗浄液は3種類用意をしています。

一つ目の250番の洗浄液は「タンパク質を含むサンプル洗浄」におすすめです。電極の先端にある液絡部に汚れが詰まりやすいため、こまめに洗浄しましょう。

【02:54】金属イオンなど無機系サンプルの洗浄液

220番の洗浄液は金属イオンなど無機系サンプルの洗浄におすすめです。もし洗浄液が手元にない場合でも、1mol/Lの塩酸でも代用できます。

【03:21】洗浄のポイント

動画で紹介している、「250番」・「220番」の洗浄液を使用する際は、洗浄液が電極先端から3センチ以上浸かるようにし、1時間以上浸漬させてください。

このとき電極の内部液補充口を開けておくようにしましょう。

【03:42】上水用pH電極専用の洗浄液

230番の洗浄液は、上水用pH電極専用の洗浄液です。A液とB液が存在しますが、A液→B液の順番で浸漬するようにしましょう。

【04;10】 洗浄後の内部液交換

洗浄後は内部液を全交換してください。内部液補充口からスポイトを差し込み、電極の内部液を全て取り出します。内部液の補充にはKCL_300番を使用しますが、この際共洗いを数回行うと効果的です。

共洗いのあと、新しい内部液をしっかり補充してください。

【04:47】電極の保管方法

内部液補充後、保管は保全用の保管キャップを使用します。

保管キャップの中にあるスポンジに水をしみこませ湿潤状態で保管してください。保管するときは内部液補充口を閉めるようにし、保管キャップ内に大量の水を入れないように注意しましょう。電極の内部液が濃度変化する可能性があります。

また、水に浸漬させて保管する際は内部液補充口を開けた状態にしておいてください。

まとめ

校正でエラーが出たり測定のときに値がふらついた場合はご紹介した洗浄や保管を行ってみてください。適切な洗浄や保管をすることで、電極を長く使用することが出来ます。

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本記事を監修頂いた堀場アドバンスドテクノ様では、「やさしいpH・水質の話」という形で、pHや導電率など、液体の性質を示す指標を測定している方、あるいはこれから学ばれる方のために、水質のやさしい話から実際の測定を行う上での手順やコツまで一冊にまとめた資料を提供しています。
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