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物の表面に当たった光が正反射した結果、人が目で物を見る際そのモノの明るさや、表面に映り込む他の物の像が見えることがあります。その程度を表す量です。
ISO及びJIS規格により、%もしくは数字のみでよいと規定されています。また記録する場合は、原則として測定角度・測定メーカー名・型式を明記することになっています。もちろん測定は光沢計を使用し、光沢度の基準と比較した数値で表します。
一般的に、光沢度の大きなものは角度を小さく、光沢度の小さいものは角度を大きくとって測定します。JIS規格ではこの角度が20度・45度・60度・75度・85度と規定しています。実際には60度の光沢計が測定範囲が広く、多用されています。理由は光沢度が角度の大きさに比例的な値を示すためで、全ての角度を測定しなくても、一つの角度の測定で他の角度の光沢度を測定できるからです。
JIS規格では、ガラス表面(可視波長全域にわたって屈折率が1.567)を、光沢度100(%)と規定しています。しかし、ガラス表面は湿気などによって侵されやすいため、実際は屈折率1.500付近(光沢度90%)を実際の基準面として、多くの場合に使用します。
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