凍結乾燥用の容器

2021.07.29

凍結乾燥される物質に対しては、多種多様の容器が用意されていますが、ほとんどの容器は、ホウケイ酸ガラス(耐熱、耐圧ガラス)で作られています。ただしバルクドライの場合は容器として通 常ステンレス製トレイが使用されます。いろいろなタイプのガラス製容器の中には、凍結乾燥用に特に設計された種々のフラスコ、血清用バイアルビン、アンプルがあります。凍結乾燥用のフラスコの大きさは40mlから2000mlまであり、シェル凍結に使われたフラスコはアダプターを使って多岐管に接続されます。血清用バイアルビンは多数の小さな容器が必要な場合に適しています。その中に入れた物質は、お手持ちのフリーザー、超低温槽、冷却システムもあるバックストップ・トレイドライヤーで予備凍結することができます。物質が大気中の水分の混入を防ぐために、血清用バイアルビンは乾燥後に真空状態の下で真空封栓するか、あるいはN2ガス等不活性ガスを封入することができます。アンプルは多岐管を使用して乾燥することができ、凍結乾燥が完了した時にアンプル容閉器を使って加熱溶閉することができます。凍結乾燥システムを正しく選ぶにはいろいろな面 から検討が必要です。検討すべきことの中には凍結乾燥される物質の性質、共晶温度、予備凍結の方法と条件、貯蔵の条件等があります。また、プロセスの完全な理解が効率的な運転のために重要であると同様に真空凍結乾燥機の正しい選択、正しい運転、メンテナンスも重要です。信頼できる性能を確保するために全面 的な協力を惜しまないメーカーや代理店から提供される装置を選ぶことは研究室や検査室の方々にとって何よりも大きな利益となります。

 


 

 

あわせて読みたい

投稿は見つかりませんでした