規格におけるその他参考事項

2021.07.29

1.TUV (Technischer Uberwachungs-Verein)

  • 1875年にボイラー事故防止の目的で発足した「ドイツ・ボイラー監視協会」が母体となった民間の非営利・独立機関であり、しかも西ドイツ11州の各州に独立した検査機関として存在しています。
  • TUVは、広く工業機器・設備の検査等を実施していますが、電気製品についても、政府から委任され主として、VDE規格に基づいて、検査・認定業務を行っています。
  • TUV認定は、どの州で得ても全国的に有効であり、またVDE認定と同等の効力を持っています。
  • 認定マークには大別して、機器に対するもの(左)と機器内蔵用部品に対するもの(右)の2種類あります。部品用認定マークの表示は、任意となっています。

 

2.BEAB (British Electrotechnical Approvals Board)

  • 1960年に設立され、専ら家庭用電気機器をBS規格に基づいて試験し、承認している非営利機関です。
  • BEABの認定マークは大別して、機器に対するもの(左)と機器内蔵用部品に対するもの(右)の2種類があります。部品用認定マークの表示は、任意となっています。

 

3.テレビ定格のスイッチおよびリレー (UL,CSA)

  • UL、CSAとも、テレビ・ラジオ等の電源開閉用スイッチおよびリレーには、通常TV定格認定取得のものが要求されます。ただし、ULの場合リレーには、タングステン定格取得(開閉テスト25,000回合格)のものの使用を認めています。
  • TV定格のテストは、6個のサンプルにつき、通常タングステン負荷を使って行われます。タングステンランプ負荷は、突入電流が定常電流の約10倍あるもので、開閉テストは各サンプルにつき合計25,000回実施されます。
  • TV定格の表示は、たとえば、定常電流2A(120V ACにて)でのテストに合格したものは、TV-2のように表示します。

     

 

負荷の種類

  • 北米の規格(UL、CSA)と欧州各国の規格(VDE、SEMKOなど)では、開閉テストに使用する負荷の内、抵抗負荷以外の負荷については条件が異なっていますので、注意が必要です。
  • 抵抗負荷以外の負荷については、北米の規格においては、GENERAL PURPOSE LOADと呼ばれる力率0.75〜0.8の負荷でテストを受けるのが通 常ですが、欧州各国規格においては、力率0.4の誘導負荷でテストされます。

 

 

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