出来立てホヤホヤ!全く新しい科学体験施設「IMAGINUS(イマジナス)」をご紹介!

2024.02.15

皆さん、こんにちは。サイエンスコミュニケーターの佐伯恵太です。

様々な科学館や楽しく科学を学べるスポットを紹介するシリーズ!今回は、東京都杉並区の旧小学校校舎をリノベーションした科学テーマ施設「IMAGINUS(イマジナス)」をご紹介します!

「IMAGINUS(イマジナス)」とは

入り口前:オシャレなロゴマークが目印

 

IMAGINUSは、楽しみながら学べる全く新しい科学体験施設。”IMAGINE(想像する)”と”US(わたしたち)”から成る造語ということで、あらゆる気づきのもととなる「想像すること」を大切に運営されている、誰もが参画できるコミュニティです。

4th place café:コーヒーやスイーツ、フードメニューもあります

 

杉並区の旧小学校校舎をリノベーションした施設ということで、小学校の懐かしい雰囲気を残しながらも、オシャレでワクワクする空間へと生まれ変わっています。2023年10月7日オープンということで、出来たてホヤホヤの施設なのです!

「科学体験ラボ」「ショップ・自由工作室」「ワークショップルーム」「映像スタジオ」など、1階から3階まで、様々な部屋がありますが、今回は実際に体験しました「科学体験ラボ」を中心にご紹介したいと思います。

 

全世界で人気のプログラムが体験できる!「科学体験ラボ」とは

科学体験ラボ入り口前

 

科学体験ラボでは、おもしろくて楽しいノリと笑顔とライブ感あふれる、画期的な体験型科学学習プログラム「ナッティ サイエンティスト」が楽しめます!なんと世界55か国、330拠点で年間1,000万人を動員しているプログラムなのです。日本初上陸ということで、2024年2月現在、日本で「ナッティ サイエンティスト」が楽しめるのはイマジナスだけ。

イマジナスの「ナッティ サイエンティスト」では、来館者一人一人が「博士」となって、「博士の研究室(見る)」→「博士の実験室(体験する)」→「博士の開発室(作る)」を巡ることで、科学の魅力を色んな角度から存分に味わうことができます。ここからは、それぞれのお部屋の内容を見ていきましょう!

 

科学ってこんなに面白い!?フシギな研究資料満載の「博士の研究室」

博士の研究室:一風変わった研究資料や様々な仕掛けが待っています

 

「博士の研究室」に一歩足を踏み入れると、そこは「ナッティ サイエンティスト」のセカイ。一風変わった研究資料や大がかりな実験装置、懐かしい雰囲気漂うロボットも。

実験器具がズラリ。でも何やら様子がおかしい・・・!?

 

一般的な科学館の常設展示にあたる場所ですが、オープンしたばかりということもあってか、色々入れ替わりもあるようです。なにがあるかは行ってみてのお楽しみです!

他にも色々な独創的でおかしな展示品が並んでいます

 

自宅でジャムを塗ったパンを床に落とす実験をしたら床が汚れて大変ですし、家族にもきっと怒られてしまいます。一方で、日常の何気ないことに疑問を持って、実際に試してみる、検証してみるということは、科学(研究)の精神としてとても大切なことです。

そんな大切で貴重な体験をイマジナスでたくさんの子どもたちに(もちろん大人の方にも)味わっていただけたらと思います。ぜひ博士になりきって、「博士の研究室」をお楽しみください!

 

新演目スタート!ゆかいな博士と助手の笑いあふれるサイエンスショー

博士の実験室:笑いあふれるサイエンスショーが楽しめます

 

「博士の研究室」でひとしきり遊んだあとは、隣の会場へ。「博士の実験室」でサイエンスショーが楽しめます!今年の1月末から新演目「The Magic of Science ~実験室のマジシャン~」が始まっています。マジックと科学の融合が見どころのショーですが、個人的イチオシポイントは、出演されている博士役、助手役の皆さんが全員「プロの役者」であること。

マジックや科学実験はもちろん、博士と助手の軽妙なかけあいが面白く、2人によって作り出される空気に引き込まれます。私自身、サイエンスコミュニケーターでありつつ役者でもありまして、演者目線で細かく観てしまうところもあるのですが、エンターテイメントとしてとても質の高いショーで痺れました!サイエンスコミュニケーターや教育に携わる方々にもぜひご覧いただきたい内容です。

取材当日ご一緒した元木さんがステージ上に。よく見ると凄いことが起きている!?

 

「ナッティ サイエンティスト」のプログラムとして実施されているサイエンスショーですが、プログラムとしての条件・ルールはローカライズが可能とのことで、いかにも海外から輸入されたコンテンツ、という感じではなく日本で実施する上で、多くの人が安心して楽しめる内容になっていました!

日によって博士と助手役の方は代わりますので、リピートしても違う雰囲気で楽しめることと思います。

 

創作意欲が止まらない!「博士の開発室」

博士の開発室:様々な工作などを通して自分のアイデアを形にできます

 

最後に待っているのは「博士の開発室」です。サイエンスショーで学んだことを実践できるブースがあったり、コマや車を作って自由に遊びながら、物理法則などについて学ぶことができます。

風の力で浮かせたボールで輪くぐりをする様子をスマホで撮影している筆者

 

小さなお子さんでも楽しめるものばかりですが、大人同士でもついつい本気になって勝負したり、工作に一生懸命になってしまいます。大人の方も、たまには仕事や色々なことを忘れてこうした遊びに没頭してみるのも良いのではないでしょうか!?

 

さいごに

ワークショップルーム:様々な体験が楽しめます

 

今回は「科学体験ラボ」を中心にご紹介しましたが、ワークショップルームでも様々な体験が楽しめます。また、実験工作キットや科学関連のカプセルトイなどが購入できるショップの隣には自由工作室があり、買った商品をすぐ開封して遊べるようになっています。館内の至るところで、思考力や想像力を刺激するような様々な体験ができるのが魅力です。

まだオープンしたばかりのイマジナス、今後の発展も楽しみです!皆さんのお声が今後の施設の企画やあり方に反映される可能性も大いにありそうです。ぜひ皆さん、まずは一度イマジナスを体験してみてください!

[関連リンク]

イマジナスHP 
 

【著者紹介】佐伯 恵太

俳優 / サイエンスコミュニケーター。
1987年5月30日生。京都出身。京都大学大学院理学研究科で修士号を取得し、日本学術振興会特別研究員(DC1)として同大学院博士後期課程に進学。1年間の研究活動の後、俳優に転身した異色の経歴の持ち主。現在は、科学とエンターテイメントの架け橋になるべく、俳優・サイエンスコミュニケーターとして活動中。
【出演ドラマ】BS時代劇「大富豪同心」シリーズ / 「ABEMAヒルズ」コメンテーター / 日本科学振興協会(JAAS)正会員 / 「エンタメ×科学」のプロ集団「asym-line(アシムライン)」代表
プロデューサー・監督・出演者として、YouTube科学番組「らぶラボきゅ〜(※)」を手がけている。
※「東京応化科学技術振興財団」助成事業